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2026.06.11 06:29

〔米株式〕ダウ大幅反落、953ドル安=米イランの交渉難航を懸念(10日)

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、米国とイランの戦闘終結交渉の難航が懸念される中、原油高が重荷となって大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比953.33ドル安の4万9918.78ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は509.32ポイント安の2万5169.50で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8617万株減の12億8142万株。

 ダウは約3週間ぶりに節目の5万ドル台を下回って引けた。トランプ米大統領は10日、イランとの戦闘終結に向けた交渉が停滞する中、「きょう再び(イランを)激しくたたく」と発言。米軍は9日、戦闘ヘリコプター「アパッチ」が撃墜されたことを受け、ホルムズ海峡周辺にあるイランの防空システムなどを報復攻撃しており、投資家心理が悪化した。

 エネルギー供給停滞の長期化が警戒される中、10日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は反発。米国産標準油種WTIは前日終値比2%超上昇し、1バレル=90.03ドルで引けた。

 半導体関連銘柄の売りが目立ち、エヌビディアは3.7%安。ダウ構成銘柄ではないが、マイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は4%超下げた。

 一方でディフェンシブ株には買いが入り、コカ・コーラは2.8%高。ベライゾン・コミュニケーションズやトラベラーズも買われた。

 米労働省が10日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.2%上昇し、2023年4月以来の伸びを記録したが、市場予想(ロイター通信)と一致した。

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