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2026.08.10 23:08

〔米株式〕ダウ反落、78ドル安=ナスダックも安い(10日午前)

 【ニューヨーク時事】週明け10日午前のニューヨーク株式相場は、ホルムズ海峡の通航再開を巡る交渉が長引く中、反落している。午前10時現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前週末終値比78.43ドル安の5万3958.50ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が25.75ポイント安の2万6664.87。

 イラン国営テレビの8日の報道によると、同国の最高安全保障委員会のゾルガドル事務局長は、米国に対し、ホルムズ海峡開放の条件として、イランやその代理勢力との永続的な戦闘中止や周辺からの軍撤退など6項目を突き付けた。両国が先に署名した戦闘終結に向けた覚書を超える内容で、要求を強化した形という。トランプ米大統領は9日、状況を静観する考えを示したが、交渉決裂への警戒感は根強く、朝方の米原油先物相場は1バレル=80ドル付近で高止まり。これが投資家心理を圧迫し、やや売りが優勢となっている。

 一方、市場は米金融政策の行方を占う上で、12日発表の消費者物価指数(CPI)、13日発表の卸売物価指数(PPI)の結果に注目。インフレ圧力の高まりが示されれば、足元の原油高と合わせて、早期利上げ観測が再燃する可能性もありそうだ。

 個別銘柄を見ると、シェブロンが2.8%高、シスコシステムズが2.1%高。普通株式の発行を通じた公募増資で150億ドルを調達する計画を発表したインテルは4.2%安と大きく下げている。

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