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2026.08.19 23:12

〔米株式〕ダウ反発、248ドル高=ナスダックは小安い(19日午前)

 【ニューヨーク時事】19日午前のニューヨーク株式相場は、米財務省による国債買い戻し規模の拡大方針発表を受けて長期金利が低下したことや、医薬大手メルクなどが開発した新型ワクチンの効果が確認されたとの報道を好感し、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比248.47ドル高の5万3591.87ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は15.61ポイント安の2万6274.10。

 米財務省は19日、米国債の買い戻し枠を少なくとも2倍超に拡大する方針を発表した。長期国債を対象とした流動性支援目的の買い戻しオペの規模を従来の1回あたり20億ドルから少なくとも40億ドルに引き上げる。足元の長期金利上昇を抑制する狙いと見られ、これを受けて、前日に一時2007年6月以来約19年ぶりの高水準に達していた米30年債利回りが急低下。中東情勢の緊迫化に伴う原油高やインフレ懸念に加え、財政赤字拡大などを背景に加速していた金利上昇に歯止めがかかり、投資家のリスク警戒感が幾分後退した。ダウは買い先行で始まり、一時270ドル余り上昇した。

 企業関連の材料では、ダウ平均構成銘柄であるメルクとバイオ医薬品企業モデルナは19日、両社が開発中の個別化がんワクチンについて、後期臨床試験で悪性黒色腫(メラノーマ)の再発を抑制し、良好な結果が得られたと発表。これを受けて、バイオ医薬品やヘルスケア関連株へ買いが波及している。

 この日は、米連邦準備制度理事会(FRB)が午後に公表する連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月28、29日開催分)も注目されている。

 個別銘柄では、メルクが10%超高、アムジェンおよびホーム・デポがともに約3%高となり、ダウ平均の上げを先導。一方、キャタピラーが3%超安、ゴールドマン・サックス、ハネウェル・テクノロジーズがいずれも1%超下落している。このほか、モデルナは急騰し、一時120%超高となった。

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