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2026.06.05 23:08

〔米株式〕ダウ反落、150ドル安=ナスダックも安い(5日午前)

 【ニューヨーク時事】週末5日午前のニューヨーク株式相場は、朝方発表された米雇用統計が予想を上回り、米利上げへの警戒が高まる中で、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時取引時間中の最高値を更新したが、その後は売りが優勢となり、午前10時現在は前日終値比150.20ドル安の5万1411.73ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は496.30ポイント安の2万6334.66。

 米労働省によると、5月の非農業部門の就業者数は前月比17万2000人増と、市場予想(8万5000人増)の2倍以上の伸びを記録した。3月と4月の就業者数も計9万3000人上方修正され、失業率は4.3%と横ばい。労働市場が底堅さを保っていることが示され、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの観測が一段と拡大。米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.54%台に跳ね上がり、金利上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に売りが膨らんでいる。

 また、中東情勢の緊迫化をにらみ、米原油先物相場は1バレル=91ドル台で高止まり。イスラエルとレバノン両政府は3日、仲介役の米国との共同声明で停戦履行の合意を発表したが、4日も交戦は続き、米国とイランの戦闘終結期待は後退している。インフレ警戒感が強まる中、ケビン・ウォーシュ氏は今月16〜17日、FRB議長として初の連邦公開市場委員会(FOMC)に臨む。

 ダウ構成銘柄を見ると、IBM、シスコシステムズ、エヌビディアの下げがきつい。半面、コカ・コーラ、トラベラーズ、マクドナルドなどが買われ、全体を支えている。

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