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2026.07.08 23:16

〔米株式〕ダウ大幅続落、503ドル安=ナスダックも安い(8日午前)

 【ニューヨーク時事】8日午前のニューヨーク株式相場は、中東情勢の先行き不安が再燃する中、大幅続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時10分現在、前日終値比503.32ドル安の5万2421.83ドル。ダウの下げ幅は一時600ドルを超える場面があった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は78.35ポイント安の2万5740.34。

 米中央軍は7日、イランへの「強力な攻撃」を行ったと発表。イランが原油輸送の要衝ホルムズ海峡を通航していた商船に攻撃したことへの報復としている。米財務省も同日、イラン産原油の購入を一時的に認める制裁緩和を撤回すると発表した。トランプ大統領は8日、イランとの停戦は「終わったと思う」と述べ、イランに対して「今夜再び激しい攻撃を行うだろう」とも警告した。その上でイランへの海上封鎖を再び行う可能性も示唆した。中東情勢の緊迫化を背景に原油先物相場が急伸する中で投資家心理が悪化し、米株が売られた。

 また、原油高が長期化すればインフレ対処のために、米連邦準備制度理事会(FRB)の次の一手が利上げになるとの観測が再び強まり、米長期金利の指標である10年債利回りも上昇。米株の売りにつながった。

 個別銘柄では、シャーウィン・ウィリアムズ、ホーム・デポ、ナイキなど小売りの一角が大きく売られている。IBMやセールスフォース、マイクロソフトなどのハイテクも安い。一方で、シェブロン、ウォルマートが高い。ダウ構成銘柄以外では、中東情勢悪化を受け、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスやデルタ航空、クルーズ船運営大手カーニバルなど旅行関連銘柄の下げが目立っている。

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