マーケット概況配信サービス

東京株式市場とNY株式市場のマーケット情報を配信します。

2026.07.15 23:28

〔米株式〕ダウ続伸、233ドル高=ナスダックも高い(15日午前)

 【ニューヨーク時事】15日午前のニューヨーク株式相場は、企業決算が注目される中、朝方発表された米卸売物価の上昇率が予想を下回ったことを好感し、続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時15分現在、前日終値比233.08ドル高の5万2741.35ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は161.44ポイント高の2万6268.45。

 米労働省が発表した6月の卸売物価指数(PPI)は前月比、0.3%低下と、市場予想(横ばい=ロイター通信調べ)を下回った。前年同月比では5.5%上昇(予想6.2%上昇)。変動の激しいエネルギーと食料品を除いたコア指数は前月比0.2%上昇と、予想の0.4%上昇を下回った。前日発表された米消費者物価指数(CPI)と合わせ、インフレの鈍化が示唆されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測が後退。7月のニューヨーク州製造業景況指数が前月から大幅に改善したことも好感され、ダウは買い先行で始まり、一時300ドル余り上昇した。

 2026年4〜6月期の米企業決算シーズンが本格化する中、この日は金融大手モルガン・スタンレー、医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、資産運用大手ブラックロックなどが業績を報告。金融大手を中心に堅調な決算内容が相次いでいることも投資家心理を支えている。

 個別銘柄では、アップルが3%超高、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムがいずれも3%近く上伸し、ダウ平均の上げを先導。前日25%急落していたIBMは0.6%高と小じっかりで推移している。一方、シスコシステムズが3%近く下落している。このほか、米オンライン決済大手ペイパル・ホールディングスは16%超高と急騰。米決済大手ストライプとプライベートエクイティ(PE)のアドベント・インターナショナルがペイパル買収に関して共同提案を行ったとの報が買い要因となった。

続きを読む

過去7日間の記事