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2026.04.10 23:20

〔米株式〕ダウ反落、128ドル安=ナスダックは高い(10日午前)

 【ニューヨーク時事】週末10日午前のニューヨーク株式相場は、米イランの和平交渉開始を週末に控える中、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時5分現在、前日終値比128.07ドル安の4万8057.73ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は93.36ポイント高の2万2915.78。

 米国とイランは11日にパキスタンの首都イスラマバードで和平交渉を開始する見通し。米国はバンス副大統領が代表団を率いる。イラン側は精鋭軍事組織「革命防衛隊」出身のガリバフ国会議長の出席が取り沙汰されるが、正式な公表もなく、予断を許さない状態となっている。加えて、イランが事実上封鎖する石油輸送の要衝ホルムズ海峡の管理を巡り米国とイランの対立が深まる中、投資家のリスク回避姿勢を反映して、ダウは売り先行で始まった。

 米労働省が朝方発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.3%上昇と、伸び率は前月(2.4%上昇)から急加速した。前月比では0.9%上昇。米イスラエルの軍事作戦に端を発した原油高騰が指数を押し上げたものの、伸び率はいずれも市場予想(ロイター通信調べ)と一致。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアは前年同月比2.6%上昇、前月比0.2%上昇と、伸びはいずれも市場予想を下回り、インフレ再燃に対する市場の過度の不安が和らいだ。

 個別銘柄では、セールスフォースが3%超安、ナイキが2%超安となり、ダウ平均を下押し。一方、アマゾン・ドット・コムが2%上昇、エヌビディアが1.5%高と堅調に推移し、下値を抑えている。

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