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2026.07.23 23:07

〔米株式〕ダウ大幅続落、一時600ドル超安=ナスダックも安い(23日午前)

 【ニューヨーク時事】23日午前のニューヨーク株式相場は、人工知能(AI)開発を巡る巨額投資への懸念が高まる中、大幅続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は、前日終値比で一時600ドルを超えた。午前10時現在は、前日終値比525.82ドル安の5万1692.76ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は470.59ポイント安の2万5220.31。

 米グーグルの親会社アルファベットが前日引け後に発表した2026年4〜6月期決算は、売上高と純利益がいずれも四半期ベースで過去最高を更新した。AIへの投資競争が激化する中、26年の設備投資見込み額を4月時点の見通しから上方修正した。一方、米電気自動車(EV)大手テスラが発表した4〜6月期決算は増収減益。AI関連の研究開発費の増加などが利益の押し下げ要因となった。AIへの巨額投資を巡っては依然として懸念がくすぶっており、米株は売りに押されている。

 米国とイランの対立激化への警戒感も投資家心理を冷やしている。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は23日、ホルムズ海峡と並んでエネルギー輸送の重要ルートである紅海でサウジアラビアのタンカー2隻を攻撃したと発表。これを背景とした米原油先物相場の急伸も、相場の重しとなっている。

 一方、米労働省が朝方発表した最新週の新規失業保険申請は前週比2万2000件減の18万7000件と、2週連続で改善した。

 ダウ構成銘柄では、アルファベットが6%超安、アマゾン・ドット・コムが3%超安と下げが目立つ。個別銘柄をみるとテスラが12%超安。一方、26年通期の業績見通しを上方修正したハネウェル・テクノロジーズは6%超高、ロッキード・マーチンは11%超高で推移している。

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