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2026.09.11 06:37

〔米株式〕ダウ4日続落、316ドル安=原油相場高騰で(10日)

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、原油先物相場が高騰する中、4営業日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比316.56ドル安の5万2064.10ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は171.62ポイント安の2万6081.72で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比67万株増の11億6857万株。

 同日、米国産標準油種WTIの中心限月10月物は、朝の取引で1バレル=100ドルを突破。清算値(終値に相当)は前日比6.43ドル(6.69%)高の102.48ドルと、中心限月の清算値で5月中旬以来、約4カ月ぶりの高値で引けた。

 トランプ米大統領による対イラン軍事作戦の終結時期についての発言などから、中東情勢の混乱解消に対する悲観的な見方が強まる中、10日にはイエメンの親イラン武装組織フーシ派が、紅海沿岸でバベルマンデブ海峡への支配力を強めていると報道された。

 サウジアラビアは石油輸出国機構(OPEC)に対し、前月の同国の原油生産量が再び急減したと報告したとも伝えられ、ホルムズ海峡に加えて、紅海経由のエネルギー輸送も脅かされる懸念が強まり、原油が買われる展開となった。

 また、10日朝に発表された8月の卸売物価指数(PPI)の前月比は事前の市場予想と同水準だったが、「米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する項目は予想を上回るものが多かった」(日系証券筋)。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が強まり、長期金利の上昇につながった。

 原油高騰と金利上昇への懸念から株式市場では半導体から小売り、医療まで幅広い銘柄が売られる展開。ダウ構成銘柄では、IBMは2.5%安、エヌビディアが2.3%安、ホーム・デポが1.5%安。アップルやグーグル親会社アルファベットのほか、消費財など一部のディフェンシブ銘柄は買われた。

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