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2026.06.12 23:32

〔米株式〕ダウ続伸、214ドル高=ナスダックも高い(12日午前)

 【ニューヨーク時事】週末12日午前のニューヨーク株式相場は、米宇宙・人工知能(AI)企業スペースXの上場に関心が集まる中、中東情勢の緊張緩和期待に支えられ、続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時17分現在、前日終値比214.91ドル高の5万1063.66ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は56.33ポイント高の2万5865.99。

 トランプ米大統領は11日、ホワイトハウスで記者団に対し、イランとの戦闘終結に向けた交渉について「素晴らしい解決に至った」と主張し、今週末にも欧州で覚書に署名するとの見通しを示した。米ブルームバーグ通信などのメディアは、14日にもジュネーブで署名が行われる可能性があると伝えた。イランのメヘル通信は12日、覚書には原油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放や米軍の対イラン海上封鎖の解除など14項目が含まれる見通しと報道。米イランの戦闘終結に向けた交渉が進展するとの期待が広がる中、ダウは一時370ドル余り上昇した。

 市場はスペースXのナスダック市場上場に注目している。新規株式公開(IPO)に当たって、異例の対応として事前に設定された公開価格は1株135ドル(約2万2000円)。調達額は約750億ドル(約12兆円)となり、2019年上場のサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコを上回り、史上最大額を塗り替えた。市場では、企業のIPOや投資家による資金移動への影響などを見極めたいとの思惑が広がっているもようだ。

 米ミシガン大学が発表した6月の消費者景気信頼感指数(暫定値)は48.9と、前月確報値の44.8から上昇した。市場予想(46.0=ロイター通信調べ)も上回ったが、市場の反応は今のところ、限定的となっている。

 ダウ平均構成銘柄では、ゴールドマン・サックスが2%超高、ベライゾン・コミュニケーションズ、ビザなどが1%超と堅調に推移。一方、アマゾン・ドット・コム、セールスフォース、マイクロソフトなどは1%超安。スペースXの初値は公開価格を約30%上回る175ドル程度になる見通し。

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