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2026.01.23 00:28

〔米株式〕ダウ続伸、285ドル高=ナスダックも高い(22日午前)

 【ニューヨーク時事】22日午前のニューヨーク株式相場は、グリーンランド領有を巡る米欧対立への懸念が和らぐ中、続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時前日終値比で500ドル超上げる場面があった。ダウは午前10時20分現在、前日終値比285.69ドル高の4万9362.92ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は131.92ポイント高の2万3356.74。

 トランプ米大統領は21日午後、グリーンランド領有を巡り、2月1日に欧州8カ国を対象に発効予定だった追加関税を取りやめると発表した。北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と、グリーンランドと北極圏全体に関する将来的な取引の枠組みで合意したとも明らかにした。これを受け、欧米間の通商摩擦が激化するとの懸念が後退する中、幅広い銘柄が買われている。

 米商務省が22日発表した2025年7〜9月期の実質GDP(国内総生産)改定値は、季節調整済み年率換算で前期比4.4%増だった。また、米新規失業保険申請件数は前週比1000件増の20万件と、市場予想(ロイター通信調べ)の21万件より良好な内容となり、底堅く推移する米経済を示唆する指標も米株の買いにつながった。

 一方で、25年11月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比2.8%上昇し、伸び率は前月から小幅拡大し、予想(2.7%増=同)を上回った。コア指数の上昇率は前年同月比2.8%上昇と、予想と並んだ。根強いインフレ圧力を示す指標を受け、PCE発表後はやや上げ幅を縮小している。

 個別銘柄では、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が買われている。25年10〜12月期の決算で1株当たり利益が予想を上回った。スリーエム(3M)、アムジェンなども高い。一方で、ウォルマート、キャタピラー、メルクは軟調となっている。

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