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2024.10.23 05:42

〔米株式〕ダウ小幅続落、6ドル安=ナスダックは高い(22日)

 【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇が重荷となる中を小幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比6.71ドル安の4万2924.89ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は33.12ポイント高の1万8573.13で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1020万株減の8億0493万株。

 米景気の底堅さを示す最近の経済指標や、連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を背景に、米長期金利は21日以降、約3カ月ぶりの高水準に達し、株式相場を下押しした。翌日に米電気自動車(EV)大手テスラなど注目企業の決算が控える中、市場では様子見ムードも強かった。

 ダウは午前中に一時200ドル超安を付けたが、午後にかけ安値拾いの買いが入りプラス圏に浮上。ただ、終盤に再び売られた。

 前日に人工知能(AI)エージェントのサービスを発表したマイクロソフトは2.1%高と、相場を下支えした。市場では「対話型AIより高度な製品」(日系大手証券)として期待が集まっている。

 他にダウ銘柄では、この日発表した決算が嫌気されたベライゾン・コミュニケーションとスリーエムがそれぞれ5.0%安、2.3%安。インテルが1.9%安、ホーム・デポが1.1%安。一方、ウォルマートが1.5%高、アムジェンが0.9%高。

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