マーケット概況配信サービス

東京株式市場とNY株式市場のマーケット情報を配信します。

2026.09.22 06:01

〔米株式〕ダウ反発、366ドル高=原油安や米中AI協議好感(21日)

 【ニューヨーク時事】週明け21日のニューヨーク株式相場は、原油価格の下落や米中両政府による人工知能(AI)を巡る協議の実施が好感され、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比366.19ドル高の5万2048.83ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は599.54ポイント高の2万7122.09と、3カ月半ぶりに史上最高値を更新して引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比31億0446万株減の12億4604万株。

 トランプ米大統領は20日、ニューヨークで開かれる国連総会一般討論に出席するとみられるイランのペゼシュキアン大統領との会談に前向きな姿勢を示した。米イランの緊張緩和期待から21日の原油先物相場は続落、米国産標準油種WTIの終値は1バレル=100ドルの節目を割り込んだ。これにより米長期金利が低下して投資家心理が改善し、ハイテク株を中心に買いが膨らんだ。

 米中両政府は20日、ニューヨークでAIの危機管理を巡る「米中AI対話」について初めて閣僚級で協議した。AI開発のスピードで両国の足並みがそろうとの見通しから、AIや半導体の関連銘柄が積極的に買われた。

 市場関係者は、米AI企業のトップがAI開発の減速を呼び掛けて以降、中国が開発で先行するリスクが意識されていたと指摘。両国の協議開始により、「米中首脳会談でAIが議題に上がり、そうした事態が避けられるとの観測が出ている」(日系証券)との声が聞かれた。

 米メタ(旧フェイスブック)が最近発表した、自律的に人間の作業を代行するAIエージェント「ミューズ」のダウンロード実績が好調と伝わった。メタは11.4%高、メタに半導体を供給している米インテルは12.1%高、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は10.0%高といずれも大幅上昇した。

 ダウ平均の構成銘柄では、エヌビディアが2.3%高、アマゾン・ドット・コムとゴールドマン・サックスがいずれも1.9%高。一方、シェブロンは2.8%安。

続きを読む

過去7日間の記事