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2025.12.29 12:37

〔東京株式〕上値重い=大型株が安い(29日後場寄り付き)

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比260円90銭安の5万0489円49銭で始まった。引き続き大型株の一角が安く、日経平均は前場終値を下回るなど上値が重い。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の前場の終値は前営業日比200円22銭安の5万0550円17銭と反落。半導体関連銘柄の一角など大型ハイテク株中心に利益確定売りが出て、日経平均を押し下げた。一方、中小型株には個人などから買いが入り、東証株価指数(TOPIX)は3.21ポイント高の3426.27となった。

 39%の銘柄が値下がりし、56%が値上がりした。出来高は7億6870万株、売買代金は1兆9262億円。

 業種別株価指数(33業種)は鉱業、食料品、ゴム製品などが下落した。上昇は非鉄金属、卸売業、証券・商品先物取引業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億8223万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは続伸。

 (10時24分)日経平均株価は一時前週末比400円超安となり、その後もマイナスで推移するなど軟調だ。アドバンテス〈6857〉、東エレク〈8035〉など半導体関連株が総じて安く、「依然、ハイテク株については、市場が株価の適正水準を見いだせない状況のようだ」(国内証券)という。住友ファーマ〈4506〉など医薬品の一角も安い。一方、商社や銀行などは総じて堅調だ。プライム市場全体の6割前後の銘柄が値上がりし、東証株価指数(TOPIX)はプラスに転じた。「配当落ちを考慮すれば、全体には底堅い印象だ」(同)という。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前営業日比59円17銭安の5万0691円22銭で始まった。新規の買い材料が少ない中、値がさ株の一角が下落して指数の重しになっている。

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