マーケット概況配信サービス

東京株式市場とNY株式市場のマーケット情報を配信します。

2026.08.28 23:20

〔米株式〕ダウ続伸、70ドル高=ナスダックは安い(28日午前)

 【ニューヨーク時事】週末28日午前のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長の講演を前に高寄りした後、講演を受けやや上げ幅を縮小している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時10分現在、前日終値比70.91ドル高の5万3640.35ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は49.39ポイント安の2万6491.96。

 米カンザスシティー地区連銀が主催する年次シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのウォーシュ氏の講演を控え、様子見姿勢が強く、買い先行で寄り付いた。

 この日午前、ウォーシュ氏は講演で、「(米国の)インフレは高すぎるままだ」との認識を示し、将来的な利上げを排除しない姿勢を示唆した。また、人工知能(AI)ブームに伴う企業の設備投資の活発化などを受け、足元の経済情勢は良好だと強調した。相場はプラス圏を維持しているものの、上げ幅をやや縮小している。

 今週、米半導体大手エヌビディアが発表した5〜7月期決算で売上高と純利益がともに四半期として過去最高を更新したほか、米顧客管理ソフトウエア大手セールスフォースが通期の売上高見通しを上方修正したことを背景に、AIの影響がソフトウエア業界の逆風になるとの懸念が緩和していることも引き続き相場を下支えているもよう。

 ダウ構成銘柄ではセールスフォースやマクドナルド、ナイキが買われている。一方、個別銘柄をみると、マーベル・テクノロジーは7%超安。アルファベット傘下のグーグルとのAI向け半導体に関する契約の売上計上の時期を巡る懐疑的な見方が売り要因となっている。

続きを読む

過去7日間の記事