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2025.12.18 11:48

〔東京株式〕大幅反落=米ハイテク株安が波及(18日前場)

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は505円39銭安の4万9006円89銭と大幅反落。前日の米国市場で人工知能(AI)関連の過剰投資懸念からハイテク株が下落した流れが波及した。値がさのAI・半導体関連株が値を下げ、指数を押し下げた。一方、内需関連を中心に買いが入り、東証株価指数(TOPIX)は11.84ポイント安の3357.55と小幅安にとどまった。

 30%の銘柄が値下がりし、67%が値上がりした。出来高は10億3930万株、売買代金は2兆4947億円。

 業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、電気機器、機械などが下落。上昇は水産・農林業、パルプ・紙製品、サービス業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高は2億9712万株。

 【グロース】グロース250は弱含み、グロースCoreは小幅高。

 (10時15分)日経平均株価は一時860円超安となった後、下げ渋っている。前日の米株安の流れを引き継ぎ、ソフトバンクG〈9984〉やアドバンテス〈6857〉など人工知能(AI)・半導体関連株などの値がさ株が下落。指数を押し下げている。

 ただ、日銀の金融政策決定会合の結果公表を明日に控え、利上げ期待から金融関連株は上昇。医薬品など内需関連が買われ、東証株価指数(TOPIX)の下げ幅は限定的。市場関係者からは「相場の実勢はTOPIX。市場参加者の心理はそんなに悪くならないだろう」(大手証券)との指摘が出ていた。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比453円97銭安の4万9058円31銭と大きく下落して始まった後、下げ幅を拡大。前日の米国市場で主要株価指数が軒並み下落したことを嫌気し、売りが広がっている。半導体など人工知能(AI)関連株の下げが特に目立ち、指数を押し下げている。

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