マーケット概況配信サービス

東京株式市場とNY株式市場のマーケット情報を配信します。

2026.05.22 23:05

〔米株式〕ダウ続伸、一時取引時間中の最高値更新=ナスダックも高い(22日午前)

 【ニューヨーク時事】週末22日午前のニューヨーク株式相場は、米国とイランの和平交渉の行方が注目される中、続伸して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時、約3カ月ぶりに取引時間中の最高値を更新した。ダウは午前10時現在、前日終値比352.07ドル高の5万0637.73ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は125.38ポイント高の2万6418.48。

 ルビオ米国務長官は21日、記者団に対して、イランとの戦闘終結に向けた動きについて、「幾つか良い兆候があった」と指摘。その上で「過度に楽観的にはなりたくない。今後数日間で何か起こるか様子を見よう」と語った。このほか、イランを訪れているパキスタンのナクビ内相は22日、アラグチ外相と会談。ロイター通信によると、米・イスラエルとの戦争を終結させるための提案について協議したという。米イランの和平交渉が進展しつつある兆候が見られる中で投資家心理が改善し、米株が買われた。米長期金利の低下も株価の押し上げにつながった。

 一方で、イラン情報筋はロイター通信に対し、米国との溝は狭まりつつあるが、イランのウラン濃縮活動や原油輸送の要衝ホルムズ海峡の管理を巡る隔たりが交渉で障害になっていると説明。トランプ米大統領は21日、イランの高濃縮ウランの扱いについて「彼らに保有させない」とした。これに先立ち、ロイター通信はイランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が高濃縮ウランの国内保持を指示したと報道していた。和平交渉の行方を見極めたいとする市場参加者も少なくない。

 個別銘柄では、セールスフォース、IBMなどが高い。メルクやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も買われている。一方で、ウォルマートが前日に引き続き売られている。エヌビディアやボーイングも軟調となっている。

続きを読む

過去7日間の記事