マーケット概況配信サービス

東京株式市場とNY株式市場のマーケット情報を配信します。

2026.06.11 23:09

〔米株式〕ダウ反発、351ドル高=ナスダックも高い(11日午前)

 【ニューヨーク時事】11日午前のニューヨーク株式相場は、中東情勢の先行き不安が続く中、ハイテク株の買い戻しに支えられ、反発している。午前10時現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比351.66ドル高の5万0270.44ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が208.12ポイント高の2万5377.62。

 原油高を眺めた米長期金利の上昇が一服し、値頃感の浮上した半導体などハイテク株を中心に買い戻しが先行している。米労働省が朝方発表した経済指標は、5月の卸売物価指数(PPI)が前年同月比6.5%上昇と、市場予想(6.4%上昇=ロイター通信調べ)をわずかに上回ったものの、6日までの週の新規失業保険申請は前週比4000件増の22万9000件と、3週連続で悪化した。

 イラン紛争をきっかけにインフレ加速に対する警戒感が強まる中、欧州中央銀行(ECB)は11日、定例理事会を開き、2023年9月以来約2年9カ月ぶりとなる利上げを決定。主要中央銀行として初の金融引き締めに踏み切った。インフレ抑制に向け、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)も年内に利上げに動くとの見方が根強い。

 一方、イランとの交渉停滞にいら立つトランプ米大統領は10日、イランの複数の標的を攻撃。11日夜に再び攻撃を仕掛け、主要原油積み出し拠点カーグ島などを近く掌握する意向を示した。イランも周辺国の米軍施設に反撃しており、11日朝は慎重に上値を探る展開となっている。

 ダウ構成銘柄を見ると、キャタピラーとアムジェンが2%台の上昇。半面、セールスフォース、マイクロソフトは軟調。また、3〜5月期決算で増収増益を計上したオラクルも11%超安と売りを浴びている。

続きを読む

過去7日間の記事