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2026.06.08 23:31

〔米株式〕ダウ反発、137ドル高=ナスダックも高い(8日午前)

 【ニューヨーク時事】週明け8日午前のニューヨーク株式相場は、中東情勢の緊張緩和に期待が高まる中、このところ売られていた半導体株に買い戻しが入り、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時17分現在、前週末終値比137.65ドル高の5万1004.43ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は216.40ポイント高の2万5925.83。

 米株式市場で週末5日、半導体関連株が急落し、時価総額ベースで計約1兆ドル超が消失。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げ観測や、米半導体大手ブロードコムの低調な2〜4月期決算(3日発表)を受け、半導体銘柄は先週、売り込まれていた。週明けのこの日は売り過熱感からの買い戻しや調整的な動きが先行。ダウは一時400ドル余り上げた。

 中東情勢の緊張緩和への兆しも相場を下支えしている。イランは7日、イスラエルに向けミサイルを発射。イスラエル軍は8日、イラン各地の軍事施設などを標的に反撃し、イランも同日ミサイル攻撃を行った。AFP通信によると、米国とイランの一時停戦が4月上旬に発効して以来、イスラエルとイランの交戦は初めて。ただ、トランプ米大統領がSNS投稿で双方に自制を要請。複数のメディアは、これに応じる形でイスラエルとイランは相手への攻撃をいったん停止したと伝えた。

 前週末5日発表された5月の米雇用統計は市場予想を大きく上回る結果となり、市場はFRBによる年内利上げの可能性を織り込み始めた。今週は、10日発表される5月の米消費者物価指数(CPI)で足元の物価動向を見極めたいとの思惑が広がっている。

 個別銘柄では、シスコシステムズ、ナイキ、メルクなどが1%超高と堅調。一方、セールスフォース、マイクロソフトはともに1%下落。半導体関連では、米グーグルによる大型受注を好感したインテルが約8%上伸。マイクロン・テクノロジーが6.8%高、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が2.7%高、ブロードコムは2%高。エヌビディアは0.7%高としっかり。

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