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2026.06.23 23:23

〔米株式〕ダウもみ合い、15ドル高=ナスダックは安い(23日午前)

 【ニューヨーク時事】23日午前のニューヨーク株式相場は、米金融当局者の間でタカ派的な発言が増える中、ハイテク銘柄の売りに押され、反落して始まった。その後はヘルスケア関連を中心としたディフェンシブ銘柄の買いに支えられ、もみ合いとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時15分現在、前日終値比15.33ドル高の5万1728.04ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は297.55ポイント安の2万5869.05。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの警戒が米株を圧迫。シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は22日、インフレへの懸念を示唆した。特に中東紛争による原油高や関税による物価上昇とは直接関係のないサービス分野のインフレの高止まりに懸念を示した。アジア、欧州株がほぼ全面安となったことも米株を押し下げている。

 また、主要な人工知能(AI)の関連企業の割高感が強まる中で、巨額の負債を背景とした過剰投資が意識され、エヌビディアやシスコシステムズなどハイテク銘柄の一角が売られた。ナスダックは一時2%超下げる場面があった。

 S&Pグローバルが23日発表した6月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値は55.7と、市場予想(ロイター通信調べ)の54.8を上回った。

 個別銘柄では、キャタピラー、ゴールドマン・サックス、ハネウェル・インターナショナルが安い。一方で、IBM、マイクロソフトなどは上昇。メルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などヘルスケア関連が買われ、相場を支えている。ダウ構成銘柄以外ではアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)やマイクロン・テクノロジーなどが大きく売られている。

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