〔米株式〕NYダウ反落、138ドル安=ナスダックは一時最高値(15日午前)
【ニューヨーク時事】15日午前のニューヨーク株式相場は、6月の米消費者物価指数(CPI)がインフレの高止まりを示唆する内容だったことを受け、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比138.08ドル安の4万4321.57ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は一時取引時間中の最高値を更新。同時刻現在は124.02ポイント高の2万0764.35で推移している。
米労働省が朝方発表した6月のCPIは前年同月比2.7%上昇した。伸び率は前月(2.4%)から2カ月連続で拡大し、市場予想(ロイター通信調べ)と一致。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数も2.9%上昇と、伸びは前月から加速した。トランプ政権による高関税政策の影響が物価全体の押し上げとして反映された格好。これを受け、インフレ再燃を警戒する米連邦準備制度理事会(FRB)が今月末の連邦公開市場委員会(FOMC)で5会合連続で政策金利を据え置くとの見方が台頭。ダウは一時150ドル余り下落した。
米銀大手3行が先陣を切り、この日から2025年4〜6月期決算発表シーズンを迎えた。JPモルガン・チェースの四半期決算は、前年同期に一時的要因で利益計上した反動で減収減益となった一方、シティグループ、ウェルズ・ファーゴはいずれも増収増益。ただ、3行とも調整後の1株当たり利益(EPS)は市場予想から上振れ。米相互関税の発動により株式相場が大きく変動したことが、顧客の取引活発化につながり、3行ともに株式トレーディング収入は増加した。
個別銘柄では、アメリカン・エキスプレス(アメックス)、トラベラーズ、ゴールドマン・サックスなど金融関連がいずれも1%超安となり、ダウ平均の下げを先導。一方、エヌビディアは一時最高値を更新後、3.6%上伸し、ナスダックの上昇基調を支援。同社は、中国への人工知能(AI)向け半導体の販売を再開することで米政権に承認を得たとの報が好感された。
過去7日間の記事
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- 2025.07.15 22:38
- 〔米株式〕NYダウ、44ドル安=ナスダックは高い(15日朝)
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【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク株式相場は、6月の米消費者物価指数(CPI)がインフレの高止まりを示唆する内容だったことを受け、もみ合いで始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比44.33ドル安の4万4415.32ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は152.46ポイント高の2万0792.79。
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- 2025.07.15 15:46
- 〔東京株式〕反発=半導体関連が押し上げる(15日)
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【プライム】日経平均株価の終値は前日比218円40銭高の3万9678円02銭と4営業日ぶりに反発。東証株価指数(TOPIX)は2.50ポイント高の2825.31。半導体関連株に買いが入り、日経平均を押し上げた。ただ、米消費者物価指数の発表などを前に様子見姿勢は強く、相場全体に明確な方向感はなかった。
38%の銘柄が値上がりし、57%が値下がりした。出来高は15億7680万株、売買代金は4兆1219億円。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、保険業、電気機器などが上昇。下落は卸売業、不動産業、パルプ・紙など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小反落。出来高6億3325万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreは続落。
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- 2025.07.15 13:47
- 〔東京株式〕こう着状態=様子見続く(15日後場中盤)
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(13時41分)日経平均株価は前日終値付近でこう着状態になっている。米消費者物価指数や参院選のほかにも、「石破茂首相とベセント米財務長官の会談など通商交渉の行方や、今後本格化する企業決算など、見極めたいものが多い」(中堅証券)とされ、様子見姿勢が続いているようだ。金融株は伸び悩んでいるが、ファーストリテ〈9983〉、東エレク〈8035〉など日経平均のウエート上位銘柄は総じて値を保っており、後場中盤は東証株価指数(TOPIX)に対して日経平均優位の展開になっている。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比35円01銭高の3万9494円63銭で始まった。様子見ムードが広がる中、新たな手掛かり材料も乏しく、日経平均は前日終値近辺での小幅な値動きになっている。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比47円66銭高の3万9507円28銭、東証株価指数(TOPIX)は1.34ポイント高の2824.15と、ともに小幅に上昇して終わった。米消費者物価指数(CPI)の発表などを前に投資家は様子見姿勢となり、日経平均は前日終値を挟んで上下するなど、相場全体に明確な方向感は出なかった。
42%の銘柄が値上がりし、54%が値下がりした。出来高は7億9119万株、売買代金は2兆0884億円。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、保険業、証券・商品先物取引業などが上昇。卸売業、パルプ・紙、不動産業などが下落。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億4960万株。
【グロース】グロース250は続落。グロースCoreは小幅高。
(10時14分)日経平均株価は小幅安となり、東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を縮めるなど、上値が重い。為替が朝方に比べてドル安・円高方向に振れており、ホンダ〈7267〉など自動車株の一角がマイナスに転じた。アドバンテス〈6857〉なども下落し、指数の重しになっている。「参院選の結果を見るまでは様子見姿勢が続きそうだ」(大手証券)との指摘があった。一方、債券利回りの上昇を背景に銀行株や保険株は堅調に推移している。
(寄り付き)午前の日経平均株価は前日比66円21銭高の3万9525円83銭で始まった。前日の米国株の底堅さを引き継ぎ、買いがやや先行している。
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- 2025.07.15 12:38
- 〔東京株式〕小動き=手掛かり難(15日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比35円01銭高の3万9494円63銭で始まった。様子見ムードが広がる中、新たな手掛かり材料も乏しく、日経平均は前日終値近辺での小幅な値動きになっている。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比47円66銭高の3万9507円28銭、東証株価指数(TOPIX)は1.34ポイント高の2824.15と、ともに小幅に上昇して終わった。米消費者物価指数(CPI)の発表などを前に投資家は様子見姿勢となり、日経平均は前日終値を挟んで上下するなど、相場全体に明確な方向感は出なかった。
42%の銘柄が値上がりし、54%が値下がりした。出来高は7億9119万株、売買代金は2兆0884億円。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、保険業、証券・商品先物取引業などが上昇。卸売業、パルプ・紙、不動産業などが下落。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億4960万株。
【グロース】グロース250は続落。グロースCoreは小幅高。
(10時14分)日経平均株価は小幅安となり、東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を縮めるなど、上値が重い。為替が朝方に比べてドル安・円高方向に振れており、ホンダ〈7267〉など自動車株の一角がマイナスに転じた。アドバンテス〈6857〉なども下落し、指数の重しになっている。「参院選の結果を見るまでは様子見姿勢が続きそうだ」(大手証券)との指摘があった。一方、債券利回りの上昇を背景に銀行株や保険株は堅調に推移している。
(寄り付き)午前の日経平均株価は前日比66円21銭高の3万9525円83銭で始まった。前日の米国株の底堅さを引き継ぎ、買いがやや先行している。
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- 2025.07.15 11:45
- 〔東京株式〕小幅高=様子見で方向感乏しく(15日前場)
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(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比47円66銭高の3万9507円28銭、東証株価指数(TOPIX)は1.34ポイント高の2824.15と、ともに小幅に上昇して終わった。米消費者物価指数(CPI)の発表などを前に投資家は様子見姿勢となり、日経平均は前日終値を挟んで上下するなど、相場全体に明確な方向感は出なかった。
42%の銘柄が値上がりし、54%が値下がりした。出来高は7億9119万株、売買代金は2兆0884億円。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、保険業、証券・商品先物取引業などが上昇。卸売業、パルプ・紙、不動産業などが下落。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億4960万株。
【グロース】グロース250は続落。グロースCoreは小幅高。
(10時14分)日経平均株価は小幅安となり、東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を縮めるなど、上値が重い。為替が朝方に比べてドル安・円高方向に振れており、ホンダ〈7267〉など自動車株の一角がマイナスに転じた。アドバンテス〈6857〉なども下落し、指数の重しになっている。「参院選の結果を見るまでは様子見姿勢が続きそうだ」(大手証券)との指摘があった。一方、債券利回りの上昇を背景に銀行株や保険株は堅調に推移している。
(寄り付き)午前の日経平均株価は前日比66円21銭高の3万9525円83銭で始まった。前日の米国株の底堅さを引き継ぎ、買いがやや先行している。
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- 2025.07.15 10:22
- 〔東京株式〕上値重い=円高方向を嫌気(15日前場中盤)
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(10時14分)日経平均株価は小幅安となり、東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を縮めるなど、上値が重い。為替が朝方に比べてドル安・円高方向に振れており、ホンダ〈7267〉など自動車株の一角がマイナスに転じた。アドバンテス〈6857〉なども下落し、指数の重しになっている。「参院選の結果を見るまでは様子見姿勢が続きそうだ」(大手証券)との指摘があった。一方、債券利回りの上昇を背景に銀行株や保険株は堅調に推移している。
(寄り付き)午前の日経平均株価は前日比66円21銭高の3万9525円83銭で始まった。前日の米国株の底堅さを引き継ぎ、買いがやや先行している。
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- 2025.07.15 09:07
- 〔東京株式〕小幅高スタート=米株の底堅さ引き継ぐ(15日前場寄り付き)
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(寄り付き)午前の日経平均株価は前日比66円21銭高の3万9525円83銭で始まった。前日の米国株の底堅さを引き継ぎ、買いがやや先行している。
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- 2025.07.15 05:45
- 〔米株式〕NYダウ反発、88ドル高=ナスダックは最高値更新(14日)
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【ニューヨーク時事】週明け14日のニューヨーク株式相場は、米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが広がる中、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比88.14ドル高の4万4459.65ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は54.80ポイント高の2万0640.33と2営業日ぶりに史上最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1929万株増の10億5849万株。
市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策の手掛かりを得ようと、15日発表される6月のCPIに注目しており、積極的な商いは手控えられた。今週は米国のインフレ関連指標や主要企業の四半期決算など注目材料が目白押し。卸売物価指数(PPI)や小売売上高統計に加え、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴを含む金融大手の四半期決算なども発表される。投資家らは物価動向に加え、トランプ政権の高関税政策が及ぼす企業業績への影響を注視している。
トランプ米大統領は12日、欧州連合(EU)とメキシコに30%の関税を8月1日から課すと表明した。日系証券筋は「米国と主要貿易相手国の交渉により、関税率は下がるとの期待感もある」と指摘。交渉の進捗(しんちょく)状況を見極めようとする市場参加者も多い。
個別銘柄ではボーイングが1.6%高、ウォルマートが1.5%高、ゴールドマン・サックスは1.2%高と堅調だった。一方で米金融会社による投資判断引き下げを嫌気して、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は2%超安。シェブロンは2.4%安、アップルは1.2%安だった。
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- 2025.07.14 23:39
- 〔米株式〕NYダウもみ合い、3ドル高=ナスダックも小高い(14日午前)
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【ニューヨーク時事】週明け14日午前のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権の高関税政策に対する懸念から売りが先行した後、もみ合いとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時25分現在、前週末終値比3.17ドル高の4万4374.68ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は7.61ポイント高の2万0593.14。
トランプ大統領は12日、欧州連合(EU)とメキシコに30%の関税を8月1日から課すと表明。これに対し、EUのフォンデアライエン欧州委員長は13日、米政権の鉄鋼・アルミニウム関税への報復措置の発動時期を8月初旬まで延期し、交渉継続を最優先する方針を示した。これを受けダウは売り先行で始まり一時130ドル余り下落。ただ、手掛かり材料が不足する中、その後はもみ合いとなっている。
今週は翌15日から、米インフレ関連指標や米主要企業の四半期決算など注目材料が目白押し。6月の米消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)、小売売上高統計が発表される。JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴなど金融大手を皮切りに、2025年4〜6月期の米主要企業決算シーズンがスタートする。市場では、物価動向に加え、企業業績へのトランプ関税の影響などを見極めようと、様子見姿勢も広がっている。
個別銘柄では、セールスフォース、ビザが1%超高と堅調。ボーイングもしっかり。インドで先月発生した米ボーイング787型機の事故に関する暫定報告で、機体の問題が判明していないとの報がなお支援要因となってるもようだ。一方、米金融会社による投資判断引き下げを嫌気して、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が2%以上下落し、ダウ平均を下押し。アップル、シェブロンなども1%超安で推移ししている。〔了)
[時事通信社]
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- 2025.07.14 22:39
- 〔米株式〕NYダウ続落、79ドル安=ナスダックも小安い(14日朝)
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【ニューヨーク時事】週明け14日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権の高関税政策に対する懸念から続落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前週末終値比79.77ドル安の4万4291.74ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は10.98ポイント安の2万0574.55。
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- 2025.07.14 15:39
- 〔東京株式〕3日続落=関税で経済悪化懸念(14日)
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【プライム】日経平均株価は前週末比110円06銭安の3万9459円62銭と3営業日続落した。トランプ米大統領が欧州連合(EU)などへの関税引き上げを表明し経済悪化の懸念が広がった。値がさ株が指数を押し下げたが、円安を支えに値上がりする銘柄は多かった。東証株価指数(TOPIX)は、0.43ポイント安の2822.81。
40%の銘柄が値下がりし、56%が値上がりした。出来高は14億9604万株、売買代金は3兆6610億円。
業種別株価指数(33業種)はその他製品、空運業、情報・通信業などが下落。機械、電気・ガス業、不動産業などは上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高6億6469万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続落。
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- 2025.07.14 13:42
- 〔東京株式〕一時プラス転換=円安が支え(14日後場中盤)
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(13時31分)後場に入り、為替が円安方向に進むのを支えに日経平均株価は徐々に下げ幅を縮小。一時プラスに転換した。プライム市場の値上がり銘柄は6割を超えている。
市場関係者は「参院選や日米通商交渉の行方を見極めようと様子見姿勢もみられる」(中堅証券)と指摘。方向感に乏しい中で前週末終値付近で堅調な動きとなっている。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前週末比102円91銭安の3万9466円77銭と前場終値からほぼ横ばいで始まった。前場の流れを引き継ぎ、値がさのハイテク株などの下落が指数の重しとなっている。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前週末比99円96銭安の3万9469円72銭と小幅に下落した。トランプ米大統領が欧州連合(EU)などに当初よりも高い関税をかけると公表し、世界経済への不透明感が高まった。値がさのハイテク株などが指数の下げをけん引した。東証株価指数(TOPIX)は、0.25ポイント安の2822.99。
32%の銘柄が値下がりし、64%が値上がりした。出来高は7億0718万株、売買代金は1兆7680億円。
業種別株価指数(33業種)はその他製品、空運業、銀行業などが下落。医薬品、電気・ガス業、不動産業などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高3億9357万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続落。
(10時01分)日経平均株価は安値圏でのもみ合いとなっている。下落して始まった後、一時前週末比200円超まで下げ幅は拡大した。前週後半からトランプ米大統領がカナダやメキシコ、EUなどに以前より高い関税率を通知。世界経済悪化への懸念から売りが優勢となっている。「米国株安を受けた半導体関連株などの下落も指数の重しとなっている」(大手証券)といい、マイナス圏での推移が続いている。
(寄り付き)前場の日経平均株価は前週末比153円58銭安の3万9416円10銭と下落して始まった。トランプ米大統領がEUなどへの関税引き上げを表明、世界経済への不透明感が強まり、売りが先行している。
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- 2025.07.14 12:43
- 〔東京株式〕横ばい=ハイテク株が重し(14日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前週末比102円91銭安の3万9466円77銭と前場終値からほぼ横ばいで始まった。前場の流れを引き継ぎ、値がさのハイテク株などの下落が指数の重しとなっている。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前週末比99円96銭安の3万9469円72銭と小幅に下落した。トランプ米大統領が欧州連合(EU)などに当初よりも高い関税をかけると公表し、世界経済への不透明感が高まった。値がさのハイテク株などが指数の下げをけん引した。東証株価指数(TOPIX)は、0.25ポイント安の2822.99。
32%の銘柄が値下がりし、64%が値上がりした。出来高は7億0718万株、売買代金は1兆7680億円。
業種別株価指数(33業種)はその他製品、空運業、銀行業などが下落。医薬品、電気・ガス業、不動産業などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高3億9357万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続落。
(10時01分)日経平均株価は安値圏でのもみ合いとなっている。下落して始まった後、一時前週末比200円超まで下げ幅は拡大した。前週後半からトランプ米大統領がカナダやメキシコ、EUなどに以前より高い関税率を通知。世界経済悪化への懸念から売りが優勢となっている。「米国株安を受けた半導体関連株などの下落も指数の重しとなっている」(大手証券)といい、マイナス圏での推移が続いている。
(寄り付き)前場の日経平均株価は前週末比153円58銭安の3万9416円10銭と下落して始まった。トランプ米大統領がEUなどへの関税引き上げを表明、世界経済への不透明感が強まり、売りが先行している。
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- 2025.07.14 11:48
- 〔東京株式〕小幅下落=米関税不透明感が重し(14日前場)
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(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前週末比99円96銭安の3万9469円72銭と小幅に下落した。トランプ米大統領が欧州連合(EU)などに当初よりも高い関税をかけると公表し、世界経済への不透明感が高まった。値がさのハイテク株などが指数の下げをけん引した。東証株価指数(TOPIX)は、0.25ポイント安の2822.99。
32%の銘柄が値下がりし、64%が値上がりした。出来高は7億0718万株、売買代金は1兆7680億円。
業種別株価指数(33業種)はその他製品、空運業、銀行業などが下落。医薬品、電気・ガス業、不動産業などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高3億9357万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続落。
(10時01分)日経平均株価は安値圏でのもみ合いとなっている。下落して始まった後、一時前週末比200円超まで下げ幅は拡大した。前週後半からトランプ米大統領がカナダやメキシコ、EUなどに以前より高い関税率を通知。世界経済悪化への懸念から売りが優勢となっている。「米国株安を受けた半導体関連株などの下落も指数の重しとなっている」(大手証券)といい、マイナス圏での推移が続いている。
(寄り付き)前場の日経平均株価は前週末比153円58銭安の3万9416円10銭と下落して始まった。トランプ米大統領がEUなどへの関税引き上げを表明、世界経済への不透明感が強まり、売りが先行している。
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- 2025.07.14 10:09
- 〔東京株式〕安値もみ合い=一時200円超安(14日前場中盤)
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(10時01分)日経平均株価は安値圏でのもみ合いとなっている。下落して始まった後、一時前週末比200円超まで下げ幅は拡大した。前週後半からトランプ米大統領がカナダやメキシコ、EUなどに以前より高い関税率を通知。世界経済悪化への懸念から売りが優勢となっている。「米国株安を受けた半導体関連株などの下落も指数の重しとなっている」(大手証券)といい、マイナス圏での推移が続いている。
(寄り付き)前場の日経平均株価は前週末比153円58銭安の3万9416円10銭と下落して始まった。トランプ米大統領がEUなどへの関税引き上げを表明、世界経済への不透明感が強まり、売りが先行している。
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- 2025.07.14 09:05
- 〔東京株式〕下落スタート=米関税による不透明感で(14日前場寄り付き)
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(寄り付き)前場の日経平均株価は前週末比153円58銭安の3万9416円10銭と下落して始まった。トランプ米大統領がEUなどへの関税引き上げを表明、世界経済への不透明感が強まり、売りが先行している。
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- 2025.07.12 05:41
- 〔米株式〕NYダウ3日ぶり反落、279ドル安=ナスダックも安い(11日)
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【ニューヨーク時事】週末11日のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領がカナダに35%の輸入関税を課すと発表したことを受け、米国の高関税政策に対する警戒感から3日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比279.13ドル安の4万4371.51ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は45.13ポイント安の2万0585.53で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6794万株減の10億3920万株。
トランプ米大統領は10日、カナダに35%の関税を通知する書簡をSNSで公表、発動日は8月1日とした。トランプ氏はNBCテレビで相互関税の通知を受けていない貿易相手国・地域に関して「残りの全ての国は20%であれ15%であれ、支払うことになるというだけだ」と説明。米国の高関税政策が世界成長を下押しするとの懸念が高まる中、米株が売られた。
また、来週以降に本格化する2025年4〜6月期の決算発表シーズンを控え、利益確定の売りも出やすかった。ナスダックは前日に連日で最高値を更新して引け、ダウも史上最高値に接近していた。
この日は金融銘柄が軟調で、ビザは2.2%安、アメリカン・エキスプレスは1.8%安、ゴールドマン・サックスは0.6%安だった。また、セールスフォースは2.2%安、ナイキは2.7%安と下げが目立った。
一方で、エヌビディアは0.5%高、マイクロソフトは0.4%高、アマゾンは1.2%高だった。
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- 2025.07.11 23:16
- 〔米株式〕NYダウ反落、262ドル安=ナスダックも安い(11日午前)
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【ニューヨーク時事】週末11日午前のニューヨーク株式市場は、トランプ米大統領がカナダに35%の輸入関税を課すと発表したことを受け、米国の高関税政策に対する警戒感から反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比262.80ドル安の4万4387.84ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は38.11ポイント安の2万0592.55。
トランプ米大統領は10日、カナダに35%の関税を通知する書簡をSNSで公表、発動日は8月1日とした。トランプ氏はNBCテレビで相互関税の通知を受けていない貿易相手国・地域に関して「残りの全ての国は20%であれ15%であれ、支払うことになるというだけだ」とした上、欧州連合(EU)については「数時間以内」に関税を通知する意向を示した。これを受けて、米高関税政策に不透明感が広がる中、米国とカナダを含む相手国の貿易摩擦の激化が景気を押し下げるとの懸念が強まり、米株が売られた。
また、来週以降に本格化する2025年4〜6月期の決算発表シーズンを控え、利益確定の売りも出やすい。ナスダックは前日に連日で最高値を更新して引け、ダウも史上最高値に接近していた。
個別銘柄では、ウォルマート、エヌビディアのほか、アマゾン・ドット・コムやボーイングが小幅高。一方で、ホーム・デポやナイキ、シャーウィン・ウィリアムズが安い。ダウ構成銘柄以外では、代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインが最高値を更新する中、関連銘柄であるコインベース・グローバルが上昇している。
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- 2025.07.11 22:39
- 〔米株式〕NYダウ反落、299ドル安=ナスダックも安い(11日朝)
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【ニューヨーク時事】週末11日のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領がカナダに35%の輸入関税を課すと発表したことを受け、米国の高関税政策に対する警戒感から反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比299.66ドル安の4万4350.98ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は69.74ポイント安の2万0560.92。
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- 2025.07.11 15:52
- 〔東京株式〕小幅続落=ファーストリテが重し(11日)
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【プライム】日経平均株価の終値は前日比76円68銭安の3万9569円68銭と小幅続落。東証株価指数(TOPIX)は10.90ポイント高の2823.24。前日発表の決算を材料にファーストリテが大きく売られ、日経平均を押し下げた。米国経済や企業業績に底堅さが見られたことで投資家心理が上向き、幅広い業種が値上がりするなど、全体的には堅調な相場だった。
26%の銘柄が値下がりし、71%が値上がりした。出来高は18億6480万株、売買代金は4兆5653億円。
業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、非鉄金属などが下落。海運業、パルプ・紙、鉄鋼、証券・商品先物取引業などが上昇。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小反発。出来高6億0541万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreは反落。
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- 2025.07.11 13:47
- 〔東京株式〕小動き=休日前に手控え(11日後場中盤)
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(13時41分)日経平均株価は3万9600円近辺での小幅な値動きになっている。新規材料に乏しい上、「休日を前に、後場は売り買いともに積極的な動きは控えられやすい」(国内証券)とされる。東証株価指数(TOPIX)も午後1時以降は動きが鈍い。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比52円52銭安の3万9593円84銭と小幅下落。東証株価指数(TOPIX)は20.73ポイント高の2833.07。決算発表を受けて大きく売られたファーストリテ〈9983〉が日経平均の足を引っ張ったが、米株高を引き継いで幅広い業種に買いが入り、全体としては堅調な展開だった。
17%の銘柄が値下がりし、82%が値上がりした。出来高は9億6566万株、売買代金は2兆4361億円。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、小売業などが下落。銀行業、鉄鋼、証券・商品先物取引業、輸送用機器などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高3億3294万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreは小幅高。
(10時13分)日経平均株価は伸び悩み、一時マイナスに転じる場面もあった。朝から大きく売られて日経平均の4万円回復を阻んでいたファーストリテが下げ幅を広げると、他の銘柄も上げ幅を縮めた。「関税を巡る日米交渉の行方を見極める必要があり、4万円付近では上値が重くなりやすい」(大手証券)との指摘があった。ただ、日経平均は3万9500円台まで押された後は、少し持ち直している。「このところ3万9500円台で踏みとどまっており、同水準では押し目買いが入りやすい」(国内証券)という。
(寄り付き)前場の日経平均株価は前日比240円18銭高の3万9886円54銭で始まった。前日の米国株の上昇を引き継ぎ、買いが先行している。
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- 2025.07.11 12:37
- 〔東京株式〕底堅い=幅広く上昇(11日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比24円22銭安の3万9622円14銭で始まった。引き続き幅広い業種が値上がりし、日経平均も前引けに比べて下げ幅を縮めるなど底堅く推移している。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比52円52銭安の3万9593円84銭と小幅下落。東証株価指数(TOPIX)は20.73ポイント高の2833.07。決算発表を受けて大きく売られたファーストリテ〈9983〉が日経平均の足を引っ張ったが、米株高を引き継いで幅広い業種に買いが入り、全体としては堅調な展開だった。
17%の銘柄が値下がりし、82%が値上がりした。出来高は9億6566万株、売買代金は2兆4361億円。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、小売業などが下落。銀行業、鉄鋼、証券・商品先物取引業、輸送用機器などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高3億3294万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreは小幅高。
(10時13分)日経平均株価は伸び悩み、一時マイナスに転じる場面もあった。朝から大きく売られて日経平均の4万円回復を阻んでいたファーストリテが下げ幅を広げると、他の銘柄も上げ幅を縮めた。「関税を巡る日米交渉の行方を見極める必要があり、4万円付近では上値が重くなりやすい」(大手証券)との指摘があった。ただ、日経平均は3万9500円台まで押された後は、少し持ち直している。「このところ3万9500円台で踏みとどまっており、同水準では押し目買いが入りやすい」(国内証券)という。
(寄り付き)前場の日経平均株価は前日比240円18銭高の3万9886円54銭で始まった。前日の米国株の上昇を引き継ぎ、買いが先行している。
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- 2025.07.11 11:50
- 〔東京株式〕小幅安=ファーストリテが重し(11日前場)
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(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比52円52銭安の3万9593円84銭と小幅下落。東証株価指数(TOPIX)は20.73ポイント高の2833.07。決算発表を受けて大きく売られたファーストリテ〈9983〉が日経平均の足を引っ張ったが、米株高を引き継いで幅広い業種に買いが入り、全体としては堅調な展開だった。
17%の銘柄が値下がりし、82%が値上がりした。出来高は9億6566万株、売買代金は2兆4361億円。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、小売業などが下落。銀行業、鉄鋼、証券・商品先物取引業、輸送用機器などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高3億3294万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreは小幅高。
(10時13分)日経平均株価は伸び悩み、一時マイナスに転じる場面もあった。朝から大きく売られて日経平均の4万円回復を阻んでいたファーストリテが下げ幅を広げると、他の銘柄も上げ幅を縮めた。「関税を巡る日米交渉の行方を見極める必要があり、4万円付近では上値が重くなりやすい」(大手証券)との指摘があった。ただ、日経平均は3万9500円台まで押された後は、少し持ち直している。「このところ3万9500円台で踏みとどまっており、同水準では押し目買いが入りやすい」(国内証券)という。
(寄り付き)前場の日経平均株価は前日比240円18銭高の3万9886円54銭で始まった。前日の米国株の上昇を引き継ぎ、買いが先行している。
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- 2025.07.11 10:21
- 〔東京株式〕伸び悩む=ファーストリテが重し(11日前場中盤)
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(10時13分)日経平均株価は伸び悩み、一時マイナスに転じる場面もあった。朝から大きく売られて日経平均の4万円回復を阻んでいたファーストリテ〈9983〉が下げ幅を広げると、他の銘柄も上げ幅を縮めた。「関税を巡る日米交渉の行方を見極める必要があり、4万円付近では上値が重くなりやすい」(大手証券)との指摘があった。ただ、日経平均は3万9500円台まで押された後は、少し持ち直している。「このところ3万9500円台で踏みとどまっており、同水準では押し目買いが入りやすい」(国内証券)という。
(寄り付き)前場の日経平均株価は前日比240円18銭高の3万9886円54銭で始まった。前日の米国株の上昇を引き継ぎ、買いが先行している。
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- 2025.07.11 09:04
- 〔東京株式〕上昇スタート=米株高を引き継ぐ(11日前場寄り付き)
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(寄り付き)前場の日経平均株価は前日比240円18銭高の3万9886円54銭で始まった。前日の米国株の上昇を引き継ぎ、買いが先行している。
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- 2025.07.11 05:42
- 〔米株式〕ダウ続伸、192ドル高=ナスダック連日の最高値(10日)
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【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、発表が本格化する企業決算に関心が集まる中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比192.34ドル高の4万4650.64ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は19.32ポイント高の2万0630.66と、2日連続で史上最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2572万株増の11億714万株。
米航空大手デルタ航空がこの日発表した4〜6月期決算は大幅な増益。トランプ米政権の高関税政策を巡る不透明感を考慮し、通期業績予想をいったん取り下げていたが、今回は強気な利益見通しを示した。
市場では「関税など負の要因が多くある中でも、思っていたような厳しい内容ではなかった」(日系証券)との受け止めが広がり、デルタ株は12%高と急伸。他の航空大手にも買いが波及し、相場が押し上げられた。
投資家が重視するS&P500種株価指数も最高値を塗り替えて取引を終えた。
来週以降、JPモルガン・チェースなど金融大手が決算を相次いで公表する。高関税政策下でも消費は底堅さを保っていることなどから、市場では比較的好調な決算が予想されている。
半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が10日公表した4〜6月期の売上高は市場予想を上回った。半導体需要の底堅さが改めて確認され、エヌビディアなど関連銘柄に買いが入ったことも相場を支えた。
ダウ構成銘柄は、ゴールドマン・サックスが1.8%高、アメリカン・エキスプレスが2.5%高、ナイキが1.4%高。ウォルマートは2.0%安、ユナイテッドヘルス・グループは1.1%安、IBMは0.9%安だった。
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- 2025.07.11 05:11
- 〔米株式〕ダウ続伸、192ドル高=ナスダック連日最高値(10日)
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【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、発表が本格化する企業決算に関心が集まる中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比192.34ドル高の4万4650.64ドル(暫定値)で終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は19.32ポイント高の2万0630.66と、2日連続で史上最高値を更新して引けた。
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- 2025.07.10 23:21
- 〔米株式〕NYダウ続伸、118ドル高=ナスダックは安い(10日午前)
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【ニューヨーク時事】10日午前のニューヨーク株式相場は、米国の高関税政策への警戒から様子見気分が強まる中、続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時15分現在、前日終値比118.92ドル高の4万4577.22ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は82.25ポイント安の2万0529.09。一時、取引時間中の最高値を更新した。
トランプ米大統領は9日、SNSへの投稿で、銅に対し50%の関税を課すと発表した。発動は8月1日から。半導体や電気自動車(EV)など幅広い製品の製造に不可欠な銅を戦略物資として重視し、高関税で国内銅産業を保護、サプライチェーン(供給網)を強化する。一方、同氏は9日、ブラジルに50%の関税を8月1日に課すと公表した。関税措置が経済にもたらす影響を巡り警戒感がくすぶる中、ひとまず買いが先行している。
一方、米労働省が朝方発表した新規失業保険申請は、5日までの1週間で前週比5000件減の22万7000件と、4週連続の改善となった。市場予想(23万5000件=ロイター通信調べ)を下回った。労働市場の底堅さが示唆され、投資家心理の改善につながっている。
個別銘柄をみると、デルタ航空が13%超高。4〜6月期決算が堅調な内容だったほか、7〜9月期と2025年通期の業績見通しが市場予想を上回ったことが好感された。同業のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスやアメリカン航空グループもつれ高となっている。一方、ダウ構成銘柄では、IBM、セールスフォース、ウォルマートなどの下げが目立っている。
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- 2025.07.10 22:44
- 〔米株式〕NYダウもみ合い、35ドル安=ナスダックは小安い(10日朝)
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【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、米国の高関税政策への警戒から様子見気分が強まる中、もみ合いで始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比35.73ドル安の4万4422.57ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は13.10ポイント安の2万0598.24。
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- 2025.07.10 15:46
- 〔東京株式〕3日ぶり反落=円高など重し(10日)
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【プライム】日経平均株価は前日比174円92銭安の3万9646円36銭と、3日ぶりに反落した。為替が前日に比べ円高となっていたことや上場投資信託(ETF)の分配金捻出の換金売りが重しとなった。高値圏にある株価に対する過熱感への警戒で利益確定売りも出た。東証株価指数(TOPIX)は、15.82ポイント安の2812.34。
64%の銘柄が値下がりし、32%が値上がりした。出来高は20億0184万株、売買代金は4兆7738億円。
業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、その他製品、電気・ガス業などが下落。建設業、精密機器、証券・商品先物取引業などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高5億8339万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続伸。
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- 2025.07.10 13:41
- 〔東京株式〕下げ渋り=半導体株が下支え(10日後場中盤)
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(13時30分)日経平均株価は安値圏でのもみ合いが続き、下げ渋る展開となっている。プライム市場では値下がり銘柄が1000を超え、6割以上が下落している。一方でアドバンテス〈6857〉など半導体関連株の一角が上昇し日経平均を下支えしている。
きのうに比べ円高に振れており朝方から売りが優勢となっていたが、後場に入り円高が一服するのにつれて日経平均もやや下げ幅を縮めている。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比222円37銭安の3万9598円91銭と前場終値とほぼ同水準で始まった。前場の流れを引き継ぎ軟調な地合いが継続、横ばい圏で推移している。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比210円67銭安の3万9610円61銭と反落して終了した。為替が前日に比べ円高に振れていることが重しとなり幅広い銘柄が売られた。上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売り圧力も重なった。東証株価指数(TOPIX)は、18.87ポイント安の2809.29。
63%の銘柄が値下がりし、32%が値上がりした。出来高は8億3365万株、売買代金は2兆0063億円。
業種別株価指数(33業種)は鉱業、石油・石炭製品、その他製品などが下落。パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、証券・商品先物取引業などは上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高3億4414万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続伸。
(10時07分)日経平均株価は寄り付き以降下げ幅を拡大し、軟調な展開が続いている。プライム市場では6割超の銘柄が下落している。
為替が前日に比べ円高となっていることが嫌気されているほか、「大引けでの上場投資信託(ETF)換金売りを見越した取引も出ているのではないか」(中堅証券)との声もあった。
(寄り付き)日経平均株価は前日比25円53銭安の3万9795円75銭と反落して始まった。きのうに比べ為替が円高に振れていることなどから、幅広い銘柄で売りが先行している。
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- 2025.07.10 12:38
- 〔東京株式〕横ばい=軟調地合い続く(10日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比222円37銭安の3万9598円91銭と前場終値とほぼ同水準で始まった。前場の流れを引き継ぎ軟調な地合いが継続、横ばい圏で推移している。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比210円67銭安の3万9610円61銭と反落して終了した。為替が前日に比べ円高に振れていることが重しとなり幅広い銘柄が売られた。上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売り圧力も重なった。東証株価指数(TOPIX)は、18.87ポイント安の2809.29。
63%の銘柄が値下がりし、32%が値上がりした。出来高は8億3365万株、売買代金は2兆0063億円。
業種別株価指数(33業種)は鉱業、石油・石炭製品、その他製品などが下落。パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、証券・商品先物取引業などは上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高3億4414万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続伸。
(10時07分)日経平均株価は寄り付き以降下げ幅を拡大し、軟調な展開が続いている。プライム市場では6割超の銘柄が下落している。
為替が前日に比べ円高となっていることが嫌気されているほか、「大引けでの上場投資信託(ETF)換金売りを見越した取引も出ているのではないか」(中堅証券)との声もあった。
(寄り付き)日経平均株価は前日比25円53銭安の3万9795円75銭と反落して始まった。きのうに比べ為替が円高に振れていることなどから、幅広い銘柄で売りが先行している。
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- 2025.07.10 11:51
- 〔東京株式〕反落=円高が重し(10日前場)
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(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比210円67銭安の3万9610円61銭と反落して終了した。為替が前日に比べ円高に振れていることが重しとなり幅広い銘柄が売られた。上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売り圧力も重なった。東証株価指数(TOPIX)は、18.87ポイント安の2809.29。
63%の銘柄が値下がりし、32%が値上がりした。出来高は8億3365万株、売買代金は2兆0063億円。
業種別株価指数(33業種)は鉱業、石油・石炭製品、その他製品などが下落。パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、証券・商品先物取引業などは上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高3億4414万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続伸。
(10時07分)日経平均株価は寄り付き以降下げ幅を拡大し、軟調な展開が続いている。プライム市場では6割超の銘柄が下落している。
為替が前日に比べ円高となっていることが嫌気されているほか、「大引けでの上場投資信託(ETF)換金売りを見越した取引も出ているのではないか」(中堅証券)との声もあった。
(寄り付き)日経平均株価は前日比25円53銭安の3万9795円75銭と反落して始まった。きのうに比べ為替が円高に振れていることなどから、幅広い銘柄で売りが先行している。
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- 2025.07.10 10:18
- 〔東京株式〕軟調=円高を嫌気(10日前場中盤)
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(10時07分)日経平均株価は寄り付き以降下げ幅を拡大し、軟調な展開が続いている。プライム市場では6割超の銘柄が下落している。
為替が前日に比べ円高となっていることが嫌気されているほか、「大引けでの上場投資信託(ETF)換金売りを見越した取引も出ているのではないか」(中堅証券)との声もあった。
(寄り付き)日経平均株価は前日比25円53銭安の3万9795円75銭と反落して始まった。きのうに比べ為替が円高に振れていることなどから、幅広い銘柄で売りが先行している。
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- 2025.07.10 09:10
- 〔東京株式〕反落スタート=売り先行(10日前場寄り付き)
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(寄り付き)日経平均株価は前日比25円53銭安の3万9795円75銭と反落して始まった。きのうに比べ為替が円高に振れていることなどから、幅広い銘柄で売りが先行している。
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- 2025.07.10 05:41
- 〔米株式〕ダウ3日ぶり反発、217ドル高=ナスダック最高値(9日)
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【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権の高関税政策を巡る不安がやや後退し、3営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比217.54ドル高の4万4458.30ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は192.88ポイント高の2万0611.34と、史上最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億6057万株減の10億8142万株。
トランプ大統領はこの日もフィリピンなど各国に新たな関税率を通知した。ただ、市場では「最終的には提示されているほど高い関税はかけられないだろう」(大手証券)との楽観が根強く、ダウ平均は前日までの下落を受けた値頃感もあり、買いが優勢となった。さらに、米長期金利の低下が相場を下支えした。
米半導体大手エヌビディアはこの日、世界の上場企業として初めて時価総額が一時4兆ドル(約590兆円)に達した。終値は1.8%高。
他のダウ平均構成銘柄は、ボーイングが投資機関の目標株価引き上げなどを受け3.7%高。メルクは、この日発表した英製薬企業の買収が好感されて2.9%高。一方、ユナイテッドヘルス・グループは、医療保険制度を巡る不正疑惑に関する報道を背景に1.6%安。
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- 2025.07.09 23:34
- 〔米株式〕NYダウ反発、202ドル高=ナスダックは一時最高値更新(9日午前)
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【ニューヨーク時事】9日午前のニューヨーク株式相場は、米国の高関税政策に対する警戒感が和らぎ、今後の貿易交渉に投資家の関心が集まる中、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時15分現在、前日終値比202.90ドル高の4万4443.66ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は一時取引時間中の高値を更新。同時刻現在は211.75ポイント高の2万0630.21で推移している。
トランプ米大統領は8日、輸入する銅に対し50%の関税を課す考えを表明。銅は電気自動車(EV)や先端電子機器などの製造に不可欠で、戦略物資としての重要性が増しており、関税措置により国内生産力を強化し、サプライチェーン(供給網)上のリスクに対処する。このほか、医薬品や半導体に関税を導入する考えも強調した。ただ、トランプ氏が相互関税の新税率発動を8月1日に設定したことで、貿易相手国・地域との交渉に余地が生まれたとの楽観的な見方が一部で台頭。市場では、米高関税政策に対する過度の警戒感が和らぎ、いまのところ売りでの反応は限定的となっている。ダウは買い先行で始まり、一時300ドル超上伸した。
市場参加者は、この日午後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月17、18日開催分)を注視している。CMEフェドウオッチによると、市場は、9月の利下げの可能性を60%以上織り込んでいる。
個別銘柄では、ボーイング、エヌビディアがいずれも2%超高となり、ダウ平均の上げを先導。エヌビディアの時価総額は世界の上場企業として初めて4兆ドルを突破した。一方、ユナイテッドヘルス・グループは2%超下落。米司法省がユナイテッドヘルスのメディケア(高齢者向け公的医療保険)の請求慣行に関して調査を行っているとの米紙報道が嫌気された。
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- 2025.07.09 22:40
- 〔米株式〕NYダウ反発、221ドル高=ナスダックも高い(9日朝)
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【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク株式相場は、米国の高関税政策に対する警戒感が和らぎ、今後の貿易交渉に投資家の関心が集まる中、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比221.45ドル高の4万4462.21ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は154.46ポイント高の2万0572.92。
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- 2025.07.09 15:46
- 〔東京株式〕小幅続伸=幅広い業種に買い(9日)
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【プライム】日経平均株価の終値は前日比132円47銭高の3万9821円28銭と小幅に続伸した。これまで上昇が目立っていた値がさの半導体株の一角が売られた一方、円安を好感し輸出関連株が買われた。米関税政策の影響を受けにくい中小型株も堅調で、幅広い業種が上昇した。東証株価指数(TOPIX)も11.62ポイント高の2828.16と堅調だった。
77%の銘柄が値上がりし、19%が値下がりした。出来高は19億8121万株、売買代金は4兆2947億円。
業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、輸送用機器、鉱業などが上昇。下落は非鉄金属、機械、その他製品など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高は6億0480万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreは上昇。
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- 2025.07.09 13:54
- 〔東京株式〕上値重い=米関税政策不透明で買い入らず(9日後場中盤)
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(13時45分)日経平均株価は上値の重い展開となっている。朝方に比べて為替が円安に振れているのを好感し、プライム市場の8割の銘柄が値上がりしている。しかし、これまで上昇が目立っていた半導体関連株などは引き続き軟調で指数を下押ししている。市場関係者は「米関税政策に対する不透明感は残っており、積極的に買い上がる局面ではない。出遅れていた銘柄を中心に物色が集まっているが、上昇していた銘柄には利益確定売りが出ている」(大手証券)と話していた。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比11円39銭安の3万9677円42銭と小幅安。朝高後、高値圏にあった値がさの半導体関連が売られ値を消した。為替の円安を好感し自動車など輸出関連株は底堅く推移し下値を支えた。東証株価指数(TOPIX)は、8.39ポイント高の2824.93と小幅高。
15%の銘柄が値下がりし、83%が値上がりした。出来高は9億4648万株、売買代金は2兆1020億円。
業種別株価指数(33業種)は電気機器、機械、非鉄金属などが下落。上昇は輸送用機器、海運業、石油・石炭製品など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高3億4925万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreは上昇。
(10時15分)日経平均株価は値を消す展開。朝方はプラス圏で推移していたアドバンテス〈6857〉、東エレク〈8035〉といった値がさの半導体関連株が値下がりに転じたことが指数を押し下げている。市場関係者は「これらの銘柄は高値圏にあったため利益確定売りが出た。悪材料があるわけではない」(大手証券)と話す。アドバンテスは朝方1万1095円まで値上がりし年初来高値を更新した。
(寄り付き)日経平均株価は前日比253円99銭高の3万9942円80銭と上昇して始まった。8日の米国市場でハイテク株が堅調に推移した流れを引き継ぎ、半導体関連株が買われて指数を押し上げている。為替の円安も好材料視されている。
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- 2025.07.09 12:35
- 〔東京株式〕横ばい=材料乏しく(9日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比2円54銭高の3万9691円35銭で始まった。市場関係者は「円安が進んでいるものの、外部環境に大きな変化はなく材料難」(邦銀)と話す。前場の流れを引き継ぎ横ばい圏での値動きとなっている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比11円39銭安の3万9677円42銭と小幅安。朝高後、高値圏にあった値がさの半導体関連が売られ値を消した。為替の円安を好感し自動車など輸出関連株は底堅く推移し下値を支えた。東証株価指数(TOPIX)は、8.39ポイント高の2824.93と小幅高。
15%の銘柄が値下がりし、83%が値上がりした。出来高は9億4648万株、売買代金は2兆1020億円。
業種別株価指数(33業種)は電気機器、機械、非鉄金属などが下落。上昇は輸送用機器、海運業、石油・石炭製品など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高3億4925万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreは上昇。
(10時15分)日経平均株価は値を消す展開。朝方はプラス圏で推移していたアドバンテス〈6857〉、東エレク〈8035〉といった値がさの半導体関連株が値下がりに転じたことが指数を押し下げている。市場関係者は「これらの銘柄は高値圏にあったため利益確定売りが出た。悪材料があるわけではない」(大手証券)と話す。アドバンテスは朝方1万1095円まで値上がりし年初来高値を更新した。
(寄り付き)日経平均株価は前日比253円99銭高の3万9942円80銭と上昇して始まった。8日の米国市場でハイテク株が堅調に推移した流れを引き継ぎ、半導体関連株が買われて指数を押し上げている。為替の円安も好材料視されている。
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- 2025.07.09 11:46
- 〔東京株式〕小幅安=半導体の下落が重し(9日前場)
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(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比11円39銭安の3万9677円42銭と小幅安。朝高後、高値圏にあった値がさの半導体関連が売られ値を消した。為替の円安を好感し自動車など輸出関連株は底堅く推移し下値を支えた。東証株価指数(TOPIX)は、8.39ポイント高の2824.93と小幅高。
15%の銘柄が値下がりし、83%が値上がりした。出来高は9億4648万株、売買代金は2兆1020億円。
業種別株価指数(33業種)は電気機器、機械、非鉄金属などが下落。上昇は輸送用機器、海運業、石油・石炭製品など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高3億4925万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreは上昇。
(10時15分)日経平均株価は値を消す展開。朝方はプラス圏で推移していたアドバンテス〈6857〉、東エレク〈8035〉といった値がさの半導体関連株が値下がりに転じたことが指数を押し下げている。市場関係者は「これらの銘柄は高値圏にあったため利益確定売りが出た。悪材料があるわけではない」(大手証券)と話す。アドバンテスは朝方1万1095円まで値上がりし年初来高値を更新した。
(寄り付き)日経平均株価は前日比253円99銭高の3万9942円80銭と上昇して始まった。8日の米国市場でハイテク株が堅調に推移した流れを引き継ぎ、半導体関連株が買われて指数を押し上げている。為替の円安も好材料視されている。
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- 2025.07.09 10:22
- 〔東京株式〕値を消す=値がさ半導体が下落(9日前場中盤)
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(10時15分)日経平均株価は値を消す展開。朝方はプラス圏で推移していたアドバンテス〈6857〉、東エレク〈8035〉といった値がさの半導体関連株が値下がりに転じたことが指数を押し下げている。市場関係者は「これらの銘柄は高値圏にあったため利益確定売りが出た。悪材料があるわけではない」(大手証券)と話す。アドバンテスは朝方1万1095円まで値上がりし年初来高値を更新した。
(寄り付き)日経平均株価は前日比253円99銭高の3万9942円80銭と上昇して始まった。8日の米国市場でハイテク株が堅調に推移した流れを引き継ぎ、半導体関連株が買われて指数を押し上げている。為替の円安も好材料視されている。
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- 2025.07.09 09:07
- 〔東京株式〕上昇スタート=米ハイテク株高などで(9日前場寄り付き)
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(寄り付き)日経平均株価は前日比253円99銭高の3万9942円80銭と上昇して始まった。8日の米国市場でハイテク株が堅調に推移した流れを引き継ぎ、半導体関連株が買われて指数を押し上げている。為替の円安も好材料視されている。
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- 2025.07.09 05:32
- 〔米株式〕ダウ続落、165ドル安=トランプ関税が重荷(8日)
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【ニューヨーク時事】8日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権の高関税政策を巡る不透明感が重荷となる中、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比165.60ドル安の4万4240.76ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は5.94ポイント高の2万0418.46で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8761万株増の12億4199万株。
トランプ氏は8日、米国に輸入される銅に50%の関税を課す方針や、医薬品の関税率を200%に引き上げる可能性に言及。物価高再燃に伴う景気減速懸念から金融株などが売られた。
先週にナスダックや、投資家が重視するS&P500種株価指数が史上最高値を更新し、「上値を追いにくい展開」(日系証券)だったことも相場を抑えた。
一方、トランプ氏が相互関税の新税率発動を来月1日に設定したことで、市場では「(税率に関する)交渉の余地が生まれた」(日系証券)との楽観論も浮上。税率が最終的に引き下げられるとの期待感が相場を下支えした。
ダウ構成銘柄は、JPモルガン・チェースが3.2%安、ナイキが3.4%安、アマゾン・ドット・コムが1.8%安。シェブロンは4.0%高、アムジェンは1.4%高、エヌビディアは1.1%高だった。
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- 2025.07.09 05:11
- 〔米株式〕ダウ続落、165ドル安(8日)
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【ニューヨーク時事】8日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権の高関税政策を巡る不透明感が重荷となる中、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比165.60ドル安の4万4240.76ドル(暫定値)で終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は5.94ポイント高の2万0418.46で引けた。