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2026.06.10 23:08

〔米株式〕ダウ反落、202ドル安=ナスダックも安い(10日午前)

 【ニューヨーク時事】10日午前のニューヨーク株式相場は、中東情勢の先行きに不安が広がる中、ハイテク株を中心にした売りに圧迫され、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比202.46ドル安の5万0669.65ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は79.32ポイント安の2万5599.50。

 トランプ米大統領は9日、SNSへの投稿で、原油輸送の要衝ホルムズ海峡付近で8日に墜落した米軍戦闘ヘリコプター「アパッチ」は、イランに撃墜されたと明らかにした。米中央軍は「自衛」のための報復攻撃を実施。イランもこれに反撃した。トランプ氏は10日、SNSで「(イランは)交渉に時間をかけ過ぎた。代償を払う必要がある」と強調。イスラエル軍とレバノンの親イラン・イスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘も続いており、中東情勢が再び緊迫化する中で米株が売られている。

 米労働省が10日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.2%上昇した。2023年4月以来、3年1カ月ぶりの高水準となった。市場予想と並んだものの、インフレ懸念が強まる中でハイテク関連銘柄を中心に売りが加速し、米株全体を圧迫している。

 個別銘柄では、アップルやマイクロソフト、シスコシステムズなどのハイテク関連銘柄の下げがきつい。一方で、ビザ、アメリカン・エキスプレスなどのクレジットカード銘柄に加え、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などが買われている。ダウ構成銘柄以外でもインテル、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)などの半導体関連が売り込まれている。

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