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2026.09.11 23:11

〔米株式〕ダウ大幅反発、604ドル高=ナスダックも高い(11日午前)

 【ニューヨーク時事】週末11日午前のニューヨーク株式相場は、朝方発表された米消費者物価統計がおおむね予想通りだったとの見方から、長期金利が低下したことなどに支えられ、大幅反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の前日終値比での上げ幅は一時600ドルを超えた。午前10時5分現在、前日終値比604.09ドル高の5万2668.19ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は289.22ポイント高の2万6370.94。米原油先物相場が下落していることも、投資家心理の改善につながっている。

 米労働省が朝方発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇し、伸び率は前月と同水準。市場予想(ロイター通信調べ)と一致した。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数の上昇率は2.4%と、前月(2.5%)から鈍化したものの、前月比では0.3%上昇と、伸び率は前月から0.1ポイント拡大した。前日公表された卸売物価指数(PPI)に加え、根強いインフレ圧力を示唆する内容と受け止める向きもある中、米長期金利の指標である10年債利回りは低下。金利低下局面で恩恵を受けやすいハイテク銘柄を中心に買いが入りやすく、米株は寄り付きから買いが膨らんでいる。

 米ミシガン大学が発表した9月の消費者景気信頼感指数(暫定値)は47.8と、市場予想(51.0)を下回ったが、相場への影響は限られている。

 ダウ構成銘柄をみると、IBMが3%超高。シスコシステムズやセールスフォースも高い。個別銘柄では、米ソフトウエア大手オラクルも上昇。2026年6〜8月期決算で売上高が市場予想を上回った。一方、9〜11月期の売上高見通しは中央値が予想を下回った米データ会社のアドビは下落している。

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