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2025.12.27 06:57

〔米株式〕ダウほぼ横ばい、20ドル安=休暇取得で薄商い(26日)

 【ニューヨーク時事】週末26日のニューヨーク株式相場はクリスマスの休暇シーズンで閑散商いの中、ほぼ横ばいとなった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比20.19ドル安の4万8710.97ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は20.21ポイント安の2万3593.10で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比2億0593万株増の6億4875万株。

 クリスマス翌日で引き続き休暇を取る市場参加者も多かった。この日の朝方は主要経済指標の発表もなかった。日系証券筋は「材料に乏しく、積極的な売買は手控えられた」と指摘。また前営業日(24日)には、ダウ平均は約2週間ぶりに最高値を更新しており、高値警戒感もあった。

 ダウ構成銘柄では、エヌビディアは1%高と堅調だった。同社が人工知能(AI)半導体を手掛ける米新興企業グロックから技術供与を受ける契約を締結したことが好感された。

 ナイキは1.6%高と上昇率トップ。スリーエム(3M)は1.1%高、ユナイテッドヘルス・グループは1.3%高と堅調だった。

 一方で、マクドナルドは0.9%安、ウォルト・ディズニーとボーイングはそれぞれ0.8%安と軟調だった。

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