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2026.07.03 05:54

〔米株式〕ダウ反発、594ドル高=米利上げ観測後退で(2日)

 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク株式相場は、同日発表された6月の米雇用統計を受けて連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測が後退したことを好感し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比594.83ドル高の5万2900.07ドルと、史上最高値を更新して終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は207.36ポイント安の2万5832.67で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億4017万株減の12億9928万株。

 雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比5万7000人増と市場予想(11万人増)を大幅に下回った。景気の過熱を抑えるためFRBが利上げを迫られるとの見方が和らぎ、製造業や小売りなどの幅広い銘柄が買われた。ただ、半導体や人工知能(AI)関連株は利益確定の売りが続き、相場の重荷となった。

 雇用統計では失業率が4.2%と前月から0.1ポイント改善した。ただ、これは「労働参加率の低下によるもので、好ましい理由ではない」(米エコノミスト)との指摘が出ており、雇用が強いとの認識は広がっていない。

 米AI新興アンソロピックがAI半導体の製造パートナーとして韓国のサムスン電子と協議していると報じられ、米半導体企業の業績に響くとの思惑が台頭。半導体株の売りを促した。

 ダウ平均の構成銘柄では、アップルが4.8%高、マクドナルドが4.2%高、ウォルト・ディズニーが4.0%高。半面、シスコシステムズは3.7%安、キャタピラーは2.8%安、エヌビディアは1.4%安。

 ダウ銘柄ではないが、米電気自動車(EV)大手テスラは7.5%安。4〜6月期の世界販売台数がアナリスト予想を大きく上回ったものの、前日までの大幅上昇もあり、「材料出尽くし」(米運用会社)で売られたとの見方が聞かれた。

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