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2020.07.15 05:55

〔米株式〕NYダウ続伸、556ドル高=1カ月ぶり高値(14日)

 【ニューヨーク時事】14日のニューヨーク株式相場は、エネルギー株を中心に買われ、大幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比556.79ドル高の2万6642.59ドルと、6月10日以来約1カ月ぶりの高値で終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は97.74ポイント高の1万0488.58で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9114万株減の9億9126万株。

 この日のダウは反落して取引を開始した。西部カリフォルニア州のニューサム知事は13日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、幅広い領域で屋内の活動を再び停止するよう州全土に命令。南部フロリダ州でも同日、感染者が新たに1万2000人以上増えた。各州で経済活動再開の動きが後退することへの懸念が株価の重しとなった。

 一方、今週から発表が相次ぐ米主要企業の4〜6月期決算をにらんだ持ち高調整の買いも入り、ダウは序盤の取引でプラス圏に浮上した。金融大手JPモルガン・チェースが朝方発表した同期決算は、調整後の1株当たり利益が市場予想を上回り、コロナ危機の影響を織り込み過ぎたとみた投資家が一部銘柄の買い戻しに動いた。

 その後のダウはジリジリと値を上げた。景気動向に敏感なエネルギーや素材、資本財などの銘柄を中心に買いが膨らんだ。米バイオ医薬品企業モデルナが開発中の新型コロナワクチン候補について、最終段階の臨床試験(治験)を今月27日ごろに開始すると伝わったことも相場の支援材料となった。ダウは終盤に一段高となり、上げ幅は一時600ドルを超えた。

 個別銘柄(暫定値)では、キャタピラーが4.8%高となったほか、トラベラーズが3.8%高、シェブロンが3.5%高、エクソンモービルが3.3%高。この日決算を発表した金融大手では、JPモルガンが0.6%高となった半面、ウェルズ・ファーゴとシティグループはそれぞれ4.6%安、3.9%安と売られた。デルタ航空も2.7%安だった。

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