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2026.05.16 06:05

〔米株式〕ダウ反落、537ドル安=原油高嫌気、ナスダックも安い(15日)

 【ニューヨーク時事】週末15日のニューヨーク株式相場は、原油相場高や米長期金利の上昇が嫌気されて、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比537.29ドル安の4万9526.17ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は410.08ポイント安の2万6225.14で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億1814万株増の14億4760万株。

 投資家が重視するS&P500種株価指数とナスダックが前日に史上最高値を更新したことを受け、利益確定のための売りも出やすかった。

 米国とイランの戦闘終結に向けた協議が停滞し、原油価格が高騰している。インフレが加速し、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの観測が強まり、米長期金利が上昇。金利上昇が企業収益を圧迫することも懸念され、株式市場で売りが膨らんだ。

 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は大幅続伸し、米国産標準油種WTIが前日比4.20%高の1バレル=105.42ドルで終了した。

 トランプ米大統領は15日、中国の習近平国家主席と北京で2日目の会談に臨んだ。今回の訪問で「素晴らしい貿易合意に達した」と述べ、イラン情勢に関しては習氏と同様の認識を抱いていると説明。一方でトランプ氏は14日に放映された米FOXニュースのインタビューでは、イランについて「これ以上それほど忍耐強くはなれない。彼らは合意すべきだ」と発言。交渉の行き詰まりが意識され、投資家心理を圧迫した。

 この日は半導体株などが売られて、エヌビディアは4.4%安とダウ構成銘柄で下落率トップだった。ボーイングも3.8%安と下げが目立った。日系証券筋は、米中首脳会談後に中国のボーイング機の購入について時期など具体的な情報が示されなかったことなどが嫌気されたと指摘した。キャタピラーは3.5%安だった。

 一方でマイクロソフトは3.1%高、シェブロンは2.4%高、アップルは0.68%高だった。

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