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2026.06.15 23:14

〔米株式〕ダウ大幅続伸、一時650ドル超高=取引時間中の最高値更新(15日午前)

 【ニューヨーク時事】週明け15日午前のニューヨーク株式相場は、米国とイランが戦闘終結で合意したことを受け、大幅続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の前週末終値比での上げ幅は一時650ドルを超え、一時取引時間中の最高値を更新した。ダウは午前10時現在、596.68ドル高の5万1798.94ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は623.07ポイント高の2万6511.91。ナスダックは一時670ポイント超上げた。

 米国とイランは14日、戦闘を終結する覚書に合意したと発表した。スイスで19日に署名式を行った後、イランが事実上封鎖している原油輸送の要衝ホルムズ海峡を開放。両国とも合意内容の履行は署名後に始まるとの認識で一致している。これを受けて、米原油先物相場は15日の時間外取引で一時1バレル=80ドルを割り込み、約3カ月ぶりの安値を付けた。中東情勢悪化で生じた供給混乱に伴うインフレの長期化懸念が後退し、米長期金利は低下。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに対する過度の警戒感が和らぐ中、ダウは買い先行で始まった。

 一方、朝方発表された米経済指標はいずれも低調だったが、ほとんど材料視されなかったもよう。米ニューヨーク連銀が公表した6月のニューヨーク州製造業景況指数は、総合で5.7と、前月の19.6から低下。市場予想(ロイター通信調べ)の14.0も下回った。FRBが発表した5月の鉱工業生産指数は前月比0.1%上昇の102.6と、市場予想(0.3%上昇)を下回った。

 個別銘柄では、ボーイングが4%高、アマゾン・ドット・コム、アメリカン・エキスプレス(アメックス)がともに3%高となり、ダウ平均の上げをけん引。一方、原油安がエネルギー株にも波及し、シェブロンは4%超下落している。このほか、燃料価格に敏感な航空大手は総じて上昇。ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは4%超高。

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