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2026.09.08 23:15

〔米株式〕ダウ続落、一時500ドル超安=ナスダックも安い(8日午前)

 【ニューヨーク時事】連休明け8日午前のニューヨーク株式相場は、中東情勢の先行き不安を背景に原油相場が上昇する中、続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は、前営業日(4日)終値比で一時500ドルを超えた。午前10時現在は508.59ドル安の5万2905.66ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は94.07ポイント安の2万6412.92。

 中東情勢の緊迫化が続く中、サウジアラビアのエネルギー省は8日、南部のエネルギー施設がイエメンの親イラン武装組織フーシ派に攻撃され、複数箇所で火災が発生、一部が稼働を停止したと発表した。フーシ派は「大規模な軍事作戦」を実施したと主張。一方、フーシ派系メディアは、サウジも反撃としてイエメン中部マーリブに空爆を加えたと伝えた。新たな軍事衝突を受け供給不安が再燃し、米原油先物相場が一時1バレル=94ドル台に急伸。投資家のインフレ警戒感が広がり、ダウは売り先行で始まった。

 4日発表された米雇用統計が市場予想を大幅に上回る結果となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が拡大していることも相場の重し。週内は、米卸売物価指数(PPI)および消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、足元のインフレを見極めようとの思惑が広がっている。

 個別銘柄では、アムジェンが8%超安、セールスフォースが4%超安となり、ダウ平均の下げを先導。一方、シェブロンは約2%高と、堅調に推移している。このほか、クアルコムは一時9%近く急伸。同社は8日、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と、次世代データセンター構築に関して提携する契約を結んだと発表した。

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