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2026.09.30 23:24

〔米株式〕ダウ小反発、56ドル高=ナスダックは高い(30日午前)

 【ニューヨーク時事】30日午前のニューヨーク株式相場は、朝方発表された米個人消費支出(PCE)物価指数の上昇率が予想を下回ったことなどに支えられ、小反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時10分現在、前日終値比56.09ドル高の5万1406.01ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は262.02ポイント高の2万7059.56。

 米商務省が朝方発表した8月のPCE物価指数は、前年同月比3.4%上昇。米イラン紛争の長期化懸念を受けて原油価格が再び高騰した中、伸びは前月と同水準にとどまり、市場予想(3.7%上昇=ロイター通信調べ)を下回った。これを受け、インフレ加速への警戒感が和らぎ、米連邦準備制度理事会(FRB)による連続利上げ観測が幾分後退。米長期金利が小幅低下したことも投資家心理を支え、ダウ、ナスダックともに買い先行で始まった。

 ただ、ダウは一時120ドル余り上げたものの、売り買いが交錯し伸び悩む展開。中東情勢の緊迫化に起因する原油高にもかかわらず、米労働市場や経済成長がなお堅調を維持していることを背景に、市場では年内の追加利上げは既定路線との見方が大勢で、長期金利が高止まりしている。

 CMEグループのフェドウオッチによると、市場が10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利上げを織り込む確率は約35%と、29日の約50%から低下した。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が前日の講演で、FRBの利上げについて「急ぐ必要はない」と明言したことも、連続利上げの織り込みが一部後退した要因。

 個別銘柄では、アルファベットが3%超高、アップルやセールスフォースがともに2%超高となり、ダウ平均の上げを支援。一方、ユナイテッドヘルス・グループが2%超安、メルクが1%超安で推移。このほか、モデルナは投資判断引き下げが響き、6%超下落している。

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